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スペシャル対談 細木美和
《その3》

Maki好きな人の話をしているときは、ノイローゼだよね

真樹「だから、最初から友達とかで知り合って、そういうつもりがなかったのに、なんとなく好きになったとかだと、素の状態を知ってるから、別にあんまり緊張はしないんだけど」

美和「じゃあ、とりあえずグループ交際からがいいんだ」

真樹「でも、そんなこと言ってる場合でもないじゃん」

美和「そうだね(笑)」

真樹「だから、どうにかしないと。でも治らないんじゃない、たぶん、こういうのは」

美和「でも、それもすべてわかってくれて、好きになってくれる人が、きっと現れるよ」

真樹「そうかなー。現れてないんだよね、意外と(笑)」

美和「好きな人に立ち向かう前の瞬間に、話せ、私に。私に話す話が一番面白いんだから(笑)」

真樹「そうだね」

美和「“どうしよう、電話かけたら嫌われるかな”とか聞かれて、“真樹ちゃん、何日ぐらい電話してないの?”“いやもう、1か月近くなるんだけど、電話しても平気だと思う? なんか、うざいって思われないかな”って。“1か月もおいたら大丈夫だから、っていうか、むしろ忘れられちゃうから、してください”みたいな」

真樹「電話が苦手だから、どんどんできなくなっていくんだよね」

美和「ホント、カワイイよね、そういうとこ」

真樹「いっぱい失敗してるよね」

美和「“素直になりなよ”って言うんだけどね」

真樹「だいたいいつも、好きな人に電話しようかなと思ったら、ぜったい先に、“ねえねえ、電話しようと思うんだけど、しても平気だと思う?”って」

美和「言うよね。それ、多いよね」

真樹「そうそう。いっつも言ってるよね」

美和「別にいいんじゃない。電話。むしろしたほうが」

真樹「えー、でもさー」

美和「“でも、もしかしたら、今ご飯食べてるかも”とか。そういうこと、すっごい気にするよね」

真樹「そうだね」

美和「いいじゃん、ご飯食べてても」

真樹「うーん。でも、どうしていいかわからないんだよね」

美和「あら、カワイー(笑)」

真樹「もう30代だっていうのにね」

美和「いいよねー。私も、“胸がいっぱいでご飯が食べれないの”って言ってみたい」

真樹「ないよね」

美和「ないね」

真樹「すごい、素だもんね。でも、好きな人の話をしているときは、ノイローゼだよね(笑)」

美和「そうかなー」

真樹「キラキラだよね」

美和「ホントー?」

真樹「すごい楽しそう」

美和「あ、でも幸せいっぱいにはなっちゃう」

真樹「だから一緒だよ、そこは」

美和「そうかなー。真樹ちゃんは結婚願望とかあるの?」

真樹「普通にあるよ」

美和「ホント?」

真樹「ていうか、昔のほうがあったと思う。20代前半ぐらい。22、3歳のころにすごいしたくて、絶対結婚して仕事もやめるんだと思ってたんだけど、全く行けなくて。その後、27ぐらいで、一回、すごい結婚したいなと思って、私、結婚相手探してたでしょ。“式とかはいいの。条件がよければいいよ”ってね。で、みわっちに“ねえねえ、この間知り合った人は、こういう条件なんだけど、どう思う?”とか言って」

美和「言ってたね」

真樹「で、そういう人がいたんだけど、なんか条件はいいけど、“やっぱり好きじゃないと、一緒にいられないんだな”って、食事を一緒にしたりとかするうちに感じて、そのあたりから結婚願望がそんなに、なくなってはいないんだけど、すごいしたいというのはなくなって。でもまあ今は、普通に、出会ったら結婚しようと思ってるけど。今いくつだっけ?」

美和「今年27」

真樹「したい?」

美和「たまに、したい」

真樹「たまにって、どういうとき?」

美和「なんか、仕事の調子が悪いとき(笑)」

真樹「わかりやすい(笑)」

美和「そういう年頃なのかな。真樹ちゃんが言ってた話じゃないけど、条件がいい人がいたら、しちゃおうかなって」

真樹「なんか、みわっちも若いときから仕事をやってるでしょ。私も若いときからやってるから、なんかこう、落ち着ける場所みたいなのができたら、楽になるんじゃないかなと思ってね、そのときは。仕事ですごい失敗したり、つらいことがあったりしても、“でも私、主婦だから”みたいな」

美和「なんかね、言い訳がほしいんだよね」

真樹「そう。今だと、全部自分の責任でしょ。自分で失敗したら全部自分に返ってくるし、仕事しないと生きていけないじゃない。だからなんか、いっぱい考えることがあるけど、主婦だったら、“でも私、主婦の片手間で仕事してます”みたいな感じがいいなと思って憧れたけど」

美和「そうだね。駆け込み寺みたいな感じでさ。でもやっぱり友達もほとんど結婚して主婦になっちゃって」

真樹「私の友達もそうだよ」

美和「そういうのもあって、“ああ、それもいいのかな”と、最近ちょっと思うようになった」

Miwa私はどちらかというと、しゃべりすぎてダメなタイプだと思う

真樹「でも、私の友達はみんな、“結婚なんかしないほうがいいよ”って言うけどね」

美和「ホント?」

真樹「いずれはしたほうがいいけど、やっぱり一人できる楽しいことがいっぱいあるから、“いいな、独身で”とか言うけど。でも、それは私からすると、“幸せだから言えるんだよ”と思って、ちょっとカチンとくるけどね(笑)」

美和「わかるわかる。“どうせ、してねーよ”って」

真樹「友達と遊ぶと、子供連れてきたりとかするから」

美和「そうだよね」

真樹「やっぱり、昔と変わってきてるね」

美和「美和なんか、明日、誘われたのが、何だと思う? “子供の運動会に一緒に行かない?”だよ(笑)」

真樹「私もいっぱいあるよ、そういうの。“いいよ、ビデオ録ってあげるよ”みたいな(笑)。この間も、友達から、“子供にパーマをかけさせたいから、一緒に美容室に行って”って言われて、子供の美容室に一緒に行って、子供をあやしながら写真を撮ったり、パーマ液をつけたりとか。私も、あと4、5年したら結婚したいな。35だけどね。みわっちのほうが早いかもしれない」

美和「いや、どうだろうねー」

真樹「こわいね。歳とると、出会いってホントになくなるからね(笑)」

美和「グサッ(笑)」

真樹「ホントに。だって、年上のほうがいいって言ってても、年上の素敵な人ってたいてい結婚してて」

美和「そうだよね」

真樹「それかバツイチで子供がいるか。あんまりいないもん、独身の人」

美和「そっかー」

真樹「かといって、年下もいいけど、年下はねー」

美和「なんかねー」

真樹「やっぱり、頼りないしね。だから年上がいいんだけど、やっぱりいなくなってくるよね。合コンなんていかないでしょ」

美和「私、ホントにまともに合コン行ったことないよ」

真樹「私は合コン主催者だけど(笑)」

美和「呼んでよ」

真樹「高校のときの友達で、結婚していない子が、私を入れて5人いるのね。女のメンバーはいつもかわらなくて、私は幹事だから、その4人の子をなんとかまとめたいなと思ってて、男の幹事をやってる友達が、毎回メンバーを集めてくれて、合コンみたいなのを主催して、“どうにかまとまってよ”みたいなのをやってるの。よかったら来て」

美和「行く行く」

真樹「意外といい会社の人も来るから」

美和「ホントに? 行きたい」

真樹「でも、自分はそこから知り合おうと思わないでしょ。ていうか、幹事だから、やることいっぱいあるじゃない。だから別に、ただ友達がうまくいってくれるといいなと思って」

美和「確率的には?」

真樹「全然カップルになってない」

美和「ダメ幹事(笑)」

真樹「全然ダメだね。私もそういうのは苦手だから、呼ばれて行ったりとかするのは。ほとんど何もしゃべらないから、そういうところでの出会いはまずない」

美和「なんで? やっぱりさ、しゃべっていかないと」

真樹「なんか、ダメだねー、“合コンとか来ちゃって”とか思うと。自分も行ってるくせに(笑)」

美和「でも合コンは難しいよね。私はどちらかというと、たぶん、あんまり合コンに行ってないからわからないんだけど、しゃべりすぎてダメなタイプだと思う」

真樹「いるいる、そういうタイプ(笑)」

美和「でしょ。絶対そう。で、なんか、家に帰ってから、“あんなこと言われた、こんなこと言われた”っていじけてるタイプなの」

真樹「その場では“あいついいやつだよねー”って」

美和「そうそう。いっつもそう」

真樹「それで電話がかかってきて、“○○ちゃんってさー、どんな感じ?”みたいな。それは私もけっこう、あるんだよね」

美和「だいたい、みんな私の友達が好きって言うね」

真樹「わかる、それ。私もありがちだから」

美和「なんかやだね。もてない女ふたりが飲んでるみたいでさ(笑)」

真樹「やめようよ、もう。もてないキャラは」

美和「ね。でも私、ホント、来年からは、変えるよ」

真樹「何を?」

美和「もてキャラに(笑)」

真樹「だから、しゃべらなければいいと思うよ(笑)。顔とたたずまいとかはきれいだから、しゃべらなきゃ大丈夫だよ」

美和「それか(笑)。でも、しゃべれなかったら、きっとダメだよ。口がもぐもぐしちゃう(笑)」

真樹「しゃべりたいんだ(笑)」

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