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スペシャル対談 三浦理恵子
《その3》

理恵子唯一変わってないのは、歌のヘタなところだね

理恵子「でも、よく言われるよ。“もう1回CoCo復活とかないんですか”とかいって。“おニャン子復活はあったじゃないですか”って」

真樹「私も言われるんだけど、おニャン子は四十何人とか、50人ぐらい? CoCoは5人じゃん。何人集まるんですかって、全員集まらなきゃ無理じゃない」

理恵子「集まっても3人だね(笑)」

真樹「そうだね。そこが厳しいところだよね」

理恵子「しかも、1人はお母さんだしね」

真樹「そうだねー」

理恵子「ビックリだよねー」

真樹「だからね、別にいやでもないし、かといって昔に固執してるわけでもないし、どっちでもないよね」

理恵子「でも、唯一変わってないのは、歌のヘタなところだね(笑)。この間は最悪だったね。途中で止められたね」

真樹「みんなで幹代ちゃんの結婚お祝いパーティーのときに、歌ったときね。『Live Version』だっけ?」

理恵子「そうそう」

真樹「たしかに『Live Version』はヘタだよ」

理恵子「ていうかね、『EQUALロマンス』もどうかと思うけど」

真樹「でもまだなんか、勢いにまかせて歌えるじゃない。『Live Version』って中途半端に難しいじゃない」

理恵子「そうね。1曲でやめておけばよかったね」

真樹「調子に乗って2曲歌ったからね(笑)」

理恵子「誰かが、会場で流すはずだった大事なビデオを忘れるから、歌うはめになったんでしょ」

真樹「ごめん、私だ(笑)」

理恵子「ホント、でも昔から、大事なところが平気でスポンって抜けるよね(笑)」

真樹「そうだっけ(笑)」

理恵子「“ごめんね”って、ニコッって満面の笑みで、“忘れちゃって”って」

真樹「そうだっけ。私はすごいしっかりしてたと思うんだけど」

理恵子「いや、一番危なっかしかったね」

真樹「そうかなー」

理恵子「一番女の子らしいよね」

真樹「私のイメージでは、私が一番大人で、グループの中でね、歳も一番上だったし、けっこうみんなの面倒を見てたと思ってたんだけど。見てない?」

理恵子「そこからがそもそもね(笑)」

真樹「間違ってるんだ(笑)」

理恵子「そう思わせておいて、下から支えているメンバーがいたわけよ。真樹ちゃんはわがままで食べないし、何も」

真樹「一番子供なんじゃん、私が(笑)。解散して10年目にして気づいちゃったよ」

理恵子「でも、一番細かい部分とか、人間として大事なこととかは、ちゃんとね、やっぱりお姉さんだから、思いつくんだよね」

真樹「ホント? よかった」

理恵子「フォローだけど(笑)」

真樹あそこにいた人たちは、あなたに釘付けだったよ

真樹「その復活の話だけど、この間イベントをやったのよ。理恵子のはちまきを持ってきてる子とかいてさ(笑)」

理恵子「ホントに?」

真樹「そうそう。それをものすごい私にアピールするのよ。何が書いてあるのかなと思ったら、“三浦理恵子”って書いてあって。だからファンの子も、あの当時をもう一度、肌で感じて楽しみたいとか思っている感じだったね。同じメンバーだったら、そういう空気を味わえるじゃない。そういう感じで楽しんでる人がいっぱいいた」

理恵子「そうだろうね。なんかやっぱり、懐かしいよね。あのね、ミニスカパンをやったときもね、やっぱりCoCoのときのはちまきとか、CoCoって書いてあるやつとか、ハッピみたいなのを着てきてくれた子とかいてさ。今でも何かあると来てくれるというのは、ホントに温かいし、懐かしいし、あの頃がよみがえるよね」

真樹「そうだね。単純に楽しいよね。なんかこういうのって面白いなって思うよね」

理恵子「いい機会だね。なんでそもそもそういうパーティーを今回開こうってなったの?」

真樹「今、これはホームページの対談でしょ。ホームページを去年の9月に作ってもらって、ファンの子がさ、あるってことを知って、徐々にみんなが見てくれたりして、そのうちに、何かやってほしいみたいな話がメールで来たりとかして、それで“やりますか”みたいな話が出て。じゃあいい機会だから、ちょうど30だったし、誕生日もあったし、私ももうホント6年ぐらい何もやってなかったから、せっかく言ってくれてるから、やってみようかな、みたいな」

理恵子「へー。楽しかった?」

真樹「なんかねー、恥ずかしかった。最初は、出てくのが」

理恵子「ちゃんと“ヤー!”ってやったの?」

真樹「やったっていうか、言ってた、テープで(笑)。あれが一番恥ずかしかった。でももうそこは恥ずかしがってると余計に恥ずかしいからさ、あえて懐かしい曲をいっぱい歌って」

理恵子「あのときの、チュンリーの格好はしなかったの?」

真樹「しないよ(笑)」

理恵子「しなきゃー(笑)」

真樹「持ってるけどさ、家に」

理恵子「私もミニスカートはいてがんばってるんだから、真樹ちゃんもがんばってよ」

真樹「あれ、ミニスカートっていうか、コスプレじゃん(笑)。種類が違うじゃない。でもなんかまあ、みんな懐かしいって喜んでくれたからさ」

理恵子「よかったねー」

真樹「面白かったしね。そういう何かこう、ちょろっとね、一緒にできたりすると、それはね」

理恵子「ね。思い出できるよね、絶対ね」

真樹「だからあのほら、コメントくれたじゃない。あれとかも、すごいみんな喜んでくれて。その前にさんまさんとショージさんと寛平さん(注・明石家さんまさん、村上ショージさん、間寛平さんのこと)のVTRがあったのね。通常考えたら、それをもらうことってすごい大変じゃない。私はたまたま一緒に番組をやってたからもらったんだけど、ホントにさ、お金を払うんだとしたら、払えないよ、たぶん。だけど、あそこにいた人たちは、あなたに釘付けだったよ(笑)」

理恵子「その会場にいた人たちは?」

真樹「さんまさんよりも、理恵子だったよ」

理恵子「ホント? ワーって言ってた?(笑) すごいねー」

真樹「すごい喜んでた。それが面白かった」

理恵子「おいおい、さんまさんよりかい」

真樹「やっぱり価値観っていうか、みんなやっぱりCoCoちゃんを好きでいてくれたからさ。それにメッセージも、あのVTRで二人でしゃべってるのを久しぶりに見て、うれしかったですっていっぱいあったよ」

理恵子「じゃあ、よかったね」

理恵子&真樹よく走ってたよね、ステージで

真樹「理恵子はイベントとかは?」

理恵子「なんかねー、そういう企画ものでは、ミニスカパンでちょっとやらせてもらったりとかっていうのはあったね。ちょっと前に久々にミニスカパンで曲を出すときに、地方営業みたいなのに行ったりとかしたんだけど、すごい懐かしかった。CoCoを応援していてくれた人たちが集まってくれたから、安心感もあったし。でも企画ものでしかないからね。自分自身のCoCoのときの歌とか、ソロの曲とか、そういうのを歌う機会がないから、それはやりたいなと思うけどね」

真樹「そうだよ、そうだよ、曲もいっぱいあるんだしさ。でも、今この歳で『涙のつぼみたち』とか歌うんだよ」

理恵子「でも、ちょっと前まで、地方で営業系のお仕事みたいなのがあるじゃない。そういうところで、何分ステージとかいってやってたの。そのときは、やっぱり自分のソロの曲とかを歌ったりしてたんだけど、自分が年齢を重ねていることをしみじみ感じていてさ(笑)。なんか、歌う曲も、すごい選ばないと歌えなくなってきて」

真樹「何が一番歌っていて照れる?」

理恵子「うんとね、そうだなー。『水平線』(注・『水平線でつかまえて』のこと)」

真樹「やっぱり(笑)」

理恵子「『水平線』はでも、あんまり選ばないね」

真樹「でも、ファンの子は『水平線』をすごい聞きたいと思う」

理恵子「そうなんだよね。だから、前後の似通ってる『楽園のトリコ』とかを歌ったり。それでも♪あなたをトリコにしたくて♪だよ(笑)」

真樹「やっぱり♪クロールクロール♪でしょ(笑)。やっぱり何が聞きたいって、みんなたぶんそこだね。逆にさ、かわいさでいったら『日曜はダメよ』とかのほうがかわいいけど、あれって今歌っても恥ずかしくないじゃない、あんまり。曲の雰囲気とか、あそこまで逆に作りこんでると。なんか『水平線』って、ものすごい時代のアイドルだもんね、あれ」

理恵子「あの時代って感じだよね(笑)」

真樹「よく走ってたよね、ステージで(笑)」

理恵子「走ってたね。この間、都はるみさんがステージで走っててさ、私も同じことしてたんだとか思って(笑)」

真樹「大丈夫、今でも走れるよ(笑)。走ってたよね、あの曲間で、何もフリしないで、ただ走ってたよね(笑)」

理恵子「あれはね、フリを忘れてるからなんだけど」

真樹「なんか一周してるんだよね、ぐるーっと」

理恵子「わけわかんないよね(笑)」

真樹「懐かしいなあ。私は『涙のつぼみたち』とか、すごい好きだけどな」

理恵子「あれは今でも歌えるよね。なんかちょっとマイナー系だし。でもCoCoの曲も、すごいたくさんいい曲があるからね。ディレクターの佐多さんが、すごいいい曲を選んでくれてたじゃない。ちょっと難しいけど、でも、なんか私たちなりの、うますぎない良さみたいなのを出せてる曲が多いじゃん」

真樹「今ものすごい、自分たちをいいように言ったけど(笑)。うますぎちゃだめなのよ。あれぐらいがちょうどいいのね」

理恵子「隣のお姉さんが歌ってるみたいな感覚がね」

真樹「計算ずくだよね(笑)」

理恵子「当たり前よ(笑)。すごいせいいっぱいだったけどね」

真樹「せいいっぱい。あれで一番いいとこ(笑)」

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