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いつのまにかすごい仲良くなってたね
夕子「最初の出会いってどうだっけ?」
真樹「LF(注・ニッポン放送のこと)で会ったのはすごい覚えてる」
夕子「それか、真樹ちゃんが由理ちゃん(注・東京パフォーマンスドール出身の市井由理さんのこと。乙女塾の一期生にも所属していた)と同じ出身で、で、パフォーマンスドールを見に来て」
真樹「パフォーマンスドールは1回も見に行ったことがないと思うけど」
夕子「え? いたいた、厚生年金(注・東京厚生年金会館でのコンサートのこと)とか」
真樹「あー、行った行った。でもそれが最初かなぁ? でもしゃべったのはたぶんニッポン放送のロビーで、あなちゃんが制服を着てて、で、幹代ちゃんと同じ学校で、とかいって、それで幹代ちゃんから紹介されたような気がする」
夕子「じゃあ、みんな制服?」
真樹「みんな制服着てた」
夕子「じゃあそこだね、たぶん最初は」
真樹「そうそう。それでLFでラジオやってて、ちょくちょく収録が同じ日にあったりとかで会ってた気がする」
夕子「じゃあニッポン放送で会ってたんだね、最初は。あの有楽町の」
真樹「そうそう、あの薄暗いロビーで(注・有楽町にあったニッポン放送に、銀河スタジオというスタジオがあって、その前のロビーが溜まり場となっていた)。それで、たぶんあなちゃんが伊集院さんとかと仲良かったりして、私も伊集院さんと仲良くて、そんなところからたぶん最初は始まったんじゃないかな」
夕子「最初がよくわからないけど、いつのまにかすごい仲良くなったね」
真樹「なんですごい遊ぶようになったのかは全然覚えてない」
夕子「もう10年以上だもんね」
真樹「きっかけって何だろう? 最初に遊んだのって覚えてる?」
夕子「えー? その頃はメールとかなかったしね。でもやっぱりバラエティとかがきっかけかな」
真樹「一緒の番組で重なってたからかなぁ? 最初のきっかけとかいつ仲良くなったのかは全然覚えてないけど、途中ぐらいからの記憶はすごいあるね」
夕子「あるある。まあ出会いはニッポン放送だね」
真樹「そう、制服着てたもんね」
夕子「あそこは楽しかった。ラジオはもともと楽しいよね。化粧しないでいいし(笑)」
真樹「そうそう。ラジオのあそこのロビーで初めてしゃべる人って、けっこう多かったよね」
夕子「そう、待ってるしね。けっこうみんな、大物も待たされてるし」
真樹「そうそう。で、ロビーでなんか、テレビと違ってさ、みんなけっこうだらだらして待ってるから話しやすくてね」
夕子「で、テレビとか何も置いてないからヒマなんだよね」
真樹「そうそう。あそこで好きなタレントさんとか見るとうれしかったもんね」
夕子「うん。あ、浅香唯さん見た。今ふと思い出した」
真樹「それから遊ぶようになって、けっこういっぱい遊んだよね」
夕子「やっぱり共通の友達が多かったからね。浅草キッドさんとかウッチャンナンチャンさんとか」
真樹「全部芸人じゃん(笑)。そうだね、カラオケとか行くといたりとか」
夕子「それが、お互いが十代のとき」
真樹「そう、十代のときだね。だからあなちゃんの家とかも遊びに行ったりとかしてたし、家が近かったときあったね、一回ね」
夕子「あった。すごい近かったね」
真樹「そのときすごい行ったりとかしてたよね。スノーボードとかも行ったよね」
夕子「行ったね。共通の友達が多いんだろうね。で、占いも行ったね。占いは私がもともと好きで、それで真樹ちゃんも占いにのってきたんだよね」
真樹「で、一緒に行ったりしたよね、一回」
夕子「一回? けっこう行ったような気がする」
真樹「ホント? すごい忘れてる」
夕子「原宿に行って」
真樹「一回さ、私の家のお風呂が壊れてさ(笑)。あなちゃんちにさ、その日ちょうど私がスノーボードから帰ってきて、朝帰ってきて、夕方から仕事だったんだけど、家に帰ったらお風呂が壊れてて、直らないって言われて、で、あなちゃんちに電話して、急いでいってお風呂借りて」
夕子「あんないいマンションのお風呂が壊れるって、どうしてなの?」
真樹「なんかね、すごい冬でね、凍結してお湯が出なくなって、それで、一日じゃちょっと直せません、今日今すぐ行けませんって言われて、それであなちゃんちに電話して、お風呂貸してっていって、お風呂借りて」
夕子「それが、家が近くだったとき」
真樹「洋服交換もしたよね」
夕子「うん。今はもうインターネットで売れるけど(笑)。最近売れないんだけど。やっぱり真樹ちゃんの家で驚いたのはレシピ。全部切り抜いてノートに貼って自分でなんか足して」
真樹「ヒマだったから(笑)」
夕子「もう山になってたもん。全部の雑誌をとりあえず切り抜くの?」
真樹「雑誌を買って、料理が載ってたら、とりあえず全部破って。それでテレビを見て何か作ろうと思ったら、走り書きしといて、それであとでそのノートに貼り付けて」
夕子「へー、じゃあテレビの料理番組もメモするんだ」
真樹「そう、こうやって片手でメモしながら」
夕子「すっごーい。あれは真樹ちゃんの家で見て一番びびった」
真樹「でも、私もあなちゃんに料理作ってもらったことあるよ」
夕子「えー、うっそー。それ、すっごい珍しい。私、記憶がなくて、いつもパフォーマンスドールの仲間と会っても、昔の高校の友達と会っても、○○したよねって言われても最初全然覚えてないんだけど(笑)、言われたら思い出すの」
真樹「なんか、あなちゃんがプールバーの上に住んでたときに、遊びに行って」
夕子「あっ、さかなチャーハン(笑)。缶詰とごはんを混ぜたの。あれは作ったって言わない(笑)」
真樹「フライパンでいためてくれて。でもけっこうおいしかったよ」
夕子「珍しいかもしれない、何かを作ったってことが」
真樹「あと、何があるかな」
夕子「言ってくれないと思い出せない。よく“泣きながらはだしで出てったよね”とか、小学校の友達から言われるんだけど(笑)、“それはないない”って言うんだけど、細かく言われると思い出すの。何で記憶がないんだろう? で、ムカつかれるの。“何で覚えてないの? そんな大事件を”って。パフォーマンスドールのメンバーにもしょっちゅう言われる」
真樹「ホント?」
夕子「“あまりにも穴井がうるさくて、楽屋にカギかけて入らせなかったよね”とか(笑)。みんなは覚えてるの。でも私はなぜか覚えてないんだよね」
真樹「ホント? どうしてだろうね」
夕子「言って。言ったら思い出すから」
真樹「美顔器を一緒に買ったこととか覚えてる(笑)」
夕子「あー。今もあるよね」
真樹「あるある、今もある。あれなんかさ、訪問販売だよね。訪問販売でさ、電話でアポとるやつでさ、うちに電話がかかってきて、それで、断れなくてさぁ」
夕子「普通にランダムにかけてくるやつ?」
真樹「そうそう、ランダムにかけてきて」
夕子「そういう話、切らないで聞くんだぁ」
真樹「それでなんか断れなくて、ホント電話が切れないの。ああいうのって、ずっとえんえんと聞いてて、なんか千円で試せますけどとか言われて、断りきれなくてさ、それでうちに来たの、その人が。それでなんかやってもらって、買っちゃったの」
夕子「でもモノはよかったよね。でもめんどくさいんだよね」
真樹「で、それを買って、それからあなちゃんにその場で電話して、“なんか今美顔やってもらってるんだけどさぁ”とかいって、で、その人はそのままあなちゃんちへ行って、で、あなちゃんも買ったんだよね。その人、すごい収入いいよね(笑)」
夕子「私も紹介したもん」
真樹「あの人すごい得したよね。すごい高かったんだよ」
夕子「20万ぐらい?」
真樹「40万ぐらい」
夕子「分割にしたけど。2時間ぐらいやらないといけないんだよね」
真樹「うちに来て3個売れたんだよね」
夕子「そう、もう一人、井上昌己さんが買って。今でもやってるって。昌己さんは根気があってね、当時一緒に始めたなわ跳びも、今じゃもう2万回になったよとかいって(笑)。今じゃって、もう6年間も続けてるってことだよね。で“美顔器買いましたよね”って昔話のように言ったら、“やってるよ、一日2時間”って(笑)。すごいわ」
真樹「私、こないだ会ったな、昌己さんに。そのときに、“私、もうジェルがないんですけど、もう買えないですよね?”って聞いたら、“買ってあげるよ”って」
夕子「あれはね、すごいいいのはわかってるんだけど」
真樹「めんどくさいんだよね」
夕子「すっぱだかになって、やる気を出してやらないとダメだからね」
真樹「しかも今さ、美顔器ってすごい小さくなってるじゃない、普通に売ってるやつが」
夕子「でもまあ、産んでからは、お腹にやろうかなと思ってる」
真樹「よかった。紹介した手前、使ってくれて」
夕子「モノはいいの、モノは。誰かにやってほしいね、あれを」
真樹「自分でやりたくないよね」
夕子「一時期みんなウチに通ってやってたよ」
真樹「ホント?」
夕子「一回千円ぐらいとろうかと思ったんだけど、あんまりケチなことは言うのはやめようと思って」
真樹「高かったからね」
当時知ってたら、ぜひ希望してたんだけど
真樹「あと何があったかな?」
夕子「CoCoのコンサートを見に行ったのは覚えてる」
真樹「あ、それ覚えてる。私たちのステージがあって、ステージから見てこっちの端に、東京パフォーマンスドールのメンバーがいて」
夕子「え、見えるとこじゃないよ」
真樹「見えるとこだったよ。なんか2階か3階ぐらいのところで、バーっていた、2列ぐらいで」
夕子「見えるの?」
真樹「すごい、目はいいの」
夕子「すっごーい」
真樹「“あ、あそこにいる”と思って」
夕子「私たちからは、顔までは見えなかったと思う」
真樹「ホント? “いるよ”って聞いてたから、“あ、あそこなんだ”と思って見てた」
夕子「そう、みんなで行って。千葉だね。それで、ファンが全然違うからビックリした。やっぱり最後のアイドルっていうのでね、ハッピとかペンライトとかそういうのをみんなやってたから、すごい熱気を感じて、圧倒されたっていうか」
真樹「パフォーマンスドールは違ったの?」
夕子「ハッピとかはいなかったね。ウチワとかハチマキもいないし。ただなんかもう、全員立って一緒に踊って歌ってみたいな感じで。CoCoのコンサートを見て、あの熱気にビックリした。昔中学のときに藤谷美紀さんのファンで、九州に来たときに行ったことがあるけど、それはそこまで熱狂的じゃなかったから。ホントすごかった」
真樹「でも、パフォーマンスドールの中では、あなちゃんが一番アイドルっぽい感じだったでしょ」
夕子「うん、そうだね」
真樹「あなちゃんの一人のコンサートのときはどうだったの?」
夕子「一人のコンサートのときも、ハッピとかはなかったね。ハッピとか着てたのって、CoCoのファンが最後だと思う。だって、三浦理恵子ちゃんも一緒の学校だったけど、ファンで迎えに来てる人がハッピ着てた(笑)」
真樹「ハッピ着てたんだ?」
夕子「そう、ハッピ着てた。名前入りの。名前入ってるからわかったんだけど」
真樹「それ、すごいね(笑)」
夕子「私たちのライブはハッピはいなかったね。CoCoが最後だと思う。今でもいるのかな?」
真樹「モーニング娘。とかはいそうだけどね。パフォーマンスドールとCoCoはちょっと違ったもんね。パフォーマンスドールは歌って踊れて、ショーを見せるっていう感じで」
夕子「そうだね」
真樹「私たちは、踊れないし」
夕子「でも、歌とかよかった。CoCoの歌はすごい好きだった」
真樹「ホント?」
夕子「うん」
真樹「全然違うよね。曲も違ったしね。アーティストって感じだったもんね、パフォーマンスドールのほうが」
夕子「まあ、世代が一緒だったからよく会ってたけど、活動は全然違ったもんね。でもあのコンサートはすごかった。解散コンサートとかも見たかったけど」
真樹「ウワサでさ、あっちゃん(注・瀬能あづささんのこと)が抜けたときに、あなちゃんがCoCoに入るって情報があって」
夕子「ねー、それ最近聞いた」
真樹「パフォーマンスドールのメンバーをCoCoに入れるって話があって、それが、パフォーマンスドールから穴井夕子がCoCoに入るってウワサになって(笑)」
夕子「それを当時知ってたら、ぜひ希望したんですけどね」
真樹「今思うとありえないよね。もうあなちゃんはソロデビューもしてるのにさ、わざわざCoCoに入るなんて」
夕子「でも私たちのウワサだと、ほかの子がパフォーマンスドールから行くって話だった」
真樹「やっぱり、パフォーマンスドールから誰かが来る話はあったのかもね」
夕子「あったね。なんでだろう? 事務所も違うしね」
真樹「で、私たちは、あなちゃんが入るって聞いて、そのときはものすごい反対したんだけど(笑)」
夕子「うるさいからって(笑)」
真樹「キャラが違うって言って」
夕子「パフォーマンスドールは当時はテレビに出ちゃいけなくて、レッスン、レッスン、レッスン、ライブだから。私はテレビに出たかったんですよ。CoCoとかテレビに出てたから、行きたかったですね(笑)。当時知ってれば運命が変わってたかも」
真樹「入ってたらどうなっただろうね」
夕子「名前とかも変わって、CoCoじゃ合わなくなって(笑)」
真樹「すごいなー」
同世代がいっぱいいると大変だよね
夕子「でもアイドルグループとかって、なんかこういつの間にか新しい人が入ってきたり、いつの間にかやめたりとか、そういうのがなんかね。モーニング娘。とか見ててもそうだけど」
真樹「なんか本人の意志があんまりないよね」
夕子「でも私はすごい言ってて、いっつも何回も。“じゃあやめていいよ”って、スタッフに言われてた」
真樹「あなちゃんのパフォーマンスドール時代の話とかすごいもんね(笑)」
夕子「いっつも、“今回のライブはこれで決まりですか? だったら出たくないんですけど”“じゃあ出なくていいよ、お前一人抜けても大丈夫だから”って、それでホントに出なかった回もあるし。もう出なくていいよって言われて、自宅謹慎とか言われて。いっつも、だから、言われるままにやることがなんか悔しいっていうか。大分から出てきて、現状をわかってなかったのか、じゃあ今度はこの人と組んでください、この人はもう終わりますとか、そういうのがなんか合わなくて。でも今考えると子どもだったね。逆に二十歳を過ぎてからは、言われた通りの仕事に行って、ニコニコやって帰るっていう(笑)」
真樹「大人になったんだ」
夕子「二十歳前は、なんだかんだいっつも主張してたね」
真樹「パフォーマンスドールのほうが人数も多かったしさ」
夕子「一人一人が言ったら、たぶんまとまらないし」
真樹「私たちは、あっちゃんが抜けたら4人じゃない。ホントにもめたら最後だから、最後まではもめたことはないな。多少意見の食い違いとかはあったけど、みんななんかどっかで、まあいいやみたいな感じで。スタッフに意見を出すときは、逆にまとめて言わないと絶対通らないから、そういうときは団結して、じゃあこれとこれとこれを言おうとかいってって感じだったな。だからあっちゃんが抜けて、あなちゃんが入るって情報が入ったときに、初めて4人で、“誰も入れないでください”って。それまでは意見を全然言ったことがなかった。言われることをただやって、衣装はこれね、今回はこの曲ねとか。不満はあったけど言えないから、とりあえず言われたままやってたんだけど、あっちゃんが抜けて新しく人が入るって言われたときに、初めて、それだけは絶対納得できない、解散するのはこのメンバーで解散したいとか言って、そのときが始めてかな」
夕子「グループだからね、言ってもしょうがないし、と今は思えるんだけどね。当時はわからなかったな」
真樹「一人だけキャラが違ったしね」
夕子「グループにもともと入りたいと思ってなかったから。レッスンしようと思って、レッスンの場だと思ってまず入って、それが5年ぐらいになっちゃったんだけど。パフォーマンスドールのメンバーはみんなそうで、グループに入りたいと思って入ってきた人はメインの7人の中にはいなくて、とりあえずっていう感じだったのが長くなったから」
真樹「みんな一人一人でやるのが希望の人たちだったんだね」
夕子「全員そうだね」
真樹「そうなんだ。でも同世代がいっぱいいると大変だよね」
夕子「二十歳超えてから全然ケンカがなくなったね。十代のころはすごいケンカしてた」
真樹「その当時、あなちゃんが、パフォーマンスドールでこんなことがあって、とかいって、ケンカ話とか聞くと、逆に私たちはそういうケンカはしたことがなかったから、すごい不思議っていうか、新鮮だった。すっごいケンカをするんだなと思って(笑)」
夕子「そうそう。激しかった。わざと競わせるの、パフォーマンスドールは。アンケートとかとって、人気の順位を発表したりして」
真樹「えー、すごいヤだ」
夕子「それで、わざと同じ日にCDを全員出したりして、オリコンではっきり順位が出たりして、下のほうの人は努力が足りないからだみたいなふうに言われて。だから競争させるからまたケンカにもなっちゃうし、私もあのプロデューサーとやりたかったのに、みたいなので」
真樹「そうだよね、全員がソロでアルバムを出したりしてたもんね」
夕子「そうそう。でもCoCoもソロでやってたよね」
真樹「シングルとかはね。でもまあ、歌はほとんど理恵子がやってたけど。なんか逆に私たちは、同じことをしないように、みたいな感じで言われてやってたから、そういうアイドル路線の子、バラエティの子、あと女優とかっていうふうに、しようとしてたんじゃないかな、わかんないけど。まあでもねー、十代とか二十代前半とかってさ、絶対かわいいことっていうか、特にCoCoとか基本がかわいいじゃん、作りが。そしたら自分もそれに乗っかりたいじゃん。けどさ、そういうのでは、パフォーマンスドールってけっこういいなとか思ったりしてたけど」
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