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猫猫
《その2》

テレビをふとんの上にころがして……

真樹「今だから話せることって何だろう? いっぱいあるよね、たぶん、思い出せば(笑)」

幹代「何だろう? その“イメージ先行”の話とか」

真樹「でも、当時から笑いながら言ったりもしてたけど」

幹代「後半になったらね、毒を吐くCoCoがけっこう受けて(笑)、『アイドルオンステージ』とかでも、意外に話してるのが面白いというので、そのトークコーナーが盛り上がったりしてたから」

真樹「ホテルに泊まると、よくエッチビデオ見たよね(笑)。だって興味津々じゃない。見たことないしさ、借りたこともないしさ、どんなものなのかぐらいは、ちょっと見てみたいじゃん。でも、それが料金に加算されると恥ずかしいから、すごいチャンネルをカチャカチャ何回も回して。何分間だけ見れるとかチェックしながら(笑)」

幹代「あ、もう切れちゃうね、みたいな」

真樹「それは、すごいやったよね(笑)」

幹代「でもね、一回ね、初めてのハワイかどこかで、だれかが堂々とね、部屋でテレビをガンとつけて、その料金が最後に加算されたことがあったよ」

真樹「ホント?」

幹代「一回だけあるよ。“何これ? ○ドル○セントって”みたいな」

真樹「お年ごろだからね(笑)。真剣に見るわけじゃないんだけど、キャーキャー言って見てたね。で、一回どこか地方にみんなで泊まったときに、旅館に泊まって、ホテルだとフロントに加算されるけど、その旅館がさ、100円玉を入れるテレビで、なんかエッチビデオのチャンネルがあってね。でもそこに、今思えばお金を入れて堂々と見ればいいのにさ、なんかちょっと入れたらまずいんじゃないかとか思って、で、だれかが、5円玉か50円玉に糸をつけて入れてひっぱるとテレビを見れるとか言って」

幹代「やったね、それ」

真樹「で、なんかあの、糸をつけてね、こうやってガチャっとやったら、出なくなっちゃってね。だから出すのにさ、テレビをふとんの上にころがして(笑)。“やばい、壊れた”とか言って(笑)。そしたらついたんだよね」

幹代「そう、なんかの拍子についたの」

真樹「そうしたら、なんかヘンなさ、アニメみたいなエッチビデオでね(笑)」

幹代「内容は覚えてないけど」

真樹「すごい覚えてるわ、それ、あせったから。別にでも、そんなことしてて、ものすごい疲れてさ、だれもビデオを見ないで、ついたことに満足して、すぐ寝たと思うんだけど」

幹代「あと、エッチビデオの話だったら、なんか夜に、こそこそみんなで見ていて、音を消してるんだけど、外で足音がするのよ。で、足音がすると、サッと消してて。そしたら、次の日ね、『どっきり』(注・『スターどっきりマル秘報告』のこと)だったの。で、ホントに朝早かったから、何時間か前ぐらいまで見ていて、そして何時間かしたらさ、亀の格好をした井手らっきょさんが上をまたいでて、ビックリしてさ(笑)」

真樹「そんなことばっかしてたよね」

幹代「うん、してた。まだ5人のときだね」

真樹「そう、すごい最初の頃。だから、15とか16とか」

幹代「まだ、私中学生だったかもしれない」

真樹「刺激的だったんじゃない?(笑)」

 

毎日会ってるのに、手紙を渡したりしてたね

真樹「幹代ちゃんって、いつも制服着てたよね」

幹代「うん。一つ二つしか違わないんだけど」

真樹「幹代ちゃんが一番下で、私が一番上だったのね。で、中学生の制服から、高校生の制服にかわって、それで大学に行ったから、なんか全部を見た感じがして」

幹代「そうだよ。まきボーが必ずその都度その都度お祝いをくれたりとかしてて。大学に進学したときはね、ハートのピアスをくれて、誕生日のときは、洋服をくれたりとかね」

真樹「私も幹代ちゃんからもらったボーダーを着てたのを覚えてるよ。覚えてないと思うけど、授業中にさ、幹代ちゃんがヒマだったみたいで、手紙を書いて、毎日会ってるのにさ、それを普通に、仕事場に来たときにくれたりとか(笑)。なんかすごい覚えてる。まるちゃんの絵が描いてあるの」

幹代「まるちゃんだった?」

真樹「ちびまる子ちゃんの絵が描いてあって」

幹代「ちょうどちびまる子ちゃんが始まったときだったんだ」

真樹「レポート用紙かなにかに、“今授業中です”とか書いてあって」

幹代「そういうなんかちょっとした流行りもあったかもしれない。だから授業中にこっそり手紙を書いたりして、毎日会ってるのに手紙を渡したりとかして」

真樹「プライベートでもけっこう一緒に遊んでたよね」

幹代「遊んでたね」

真樹「例えば、学校終わるのが早かったときとか、先に待ち合わせして買い物行ったりとか、あとは中あきがあったら一緒に買い物に行ったりとか。たぶんそういうふうに出かけたのは、幹代ちゃんとが一番多いかもしれない」

幹代「ホント、ちょっとの合間を見つけて、そうやって遊びに行くのが多かったね」

真樹「バーゲンとかね」

幹代「行ったね」

真樹「でも、当時はまだ携帯がなくて」

幹代「そう。ポケベルはあったけど、持ってなかったし」

真樹「まだ連絡が、家の電話ぐらいしかなかったね」

幹代「そうそう。だから家の留守番電話を外から聞いてって感じ」

 

宮前&大野失踪事件!?

真樹「北海道で、二人で失踪したこともあったね(笑)」

幹代「そう。コンサートで、ずいぶん前から北海道に入ってて、あまりにもヒマで、北海道に行ったりしても、コンサートのときって、会場とホテルの行き来しかないから、それでつまらなくて。で、まきボーと私が同じ部屋で、朝から“じゃあ札幌見物に行っちゃおう”って言って」

真樹「オフだったんだよね、その日ね」

幹代「そう。いや、違う違う。その日は夕方からコンサートだったの」

真樹「昼間はだから、自由時間だって勝手に思ってね」

幹代「でもなんか、みんなを起こすのも悪いし」

真樹「じゃあ私たちだけで行こうとか言って、けっこう公園とかも行ったよね」

幹代「大通り公園も行ったし、で、最後はラーメンだったの。それで、さすがにラーメン屋さんはすごい時間がかかって、コンサートのリハーサルの時間の間際になっちゃって、で、“まずい、電話しなくちゃ”っていって電話したら、すごい勢いで怒られて(笑)。帰ったら大目玉だったの」

真樹「失踪事件(笑)」

幹代「みんなが“宮前と大野がいない”って騒いでて」

真樹「すごい怒られたよね、あのとき。それでそのあとにさ、スタッフの人がラーメン屋さんに連れていってくれたんだよね。でもあたしたちはたらふく食べちゃった後でさ、いやみっぽく、“せっかくおいしいラーメンを……”」

幹代「“食べさせてあげようと思ったのに”とか言われて」

真樹「すごい怒られて、もう何も言えなかったよね、あのときは」

幹代「そう、じっとしてた」

真樹「たぶん、幹代ちゃんは私に連れまわされていたんだと思う。部屋、いつも一緒だったからね、あのころは」

幹代「そうそう。で、ほかにもあったよね。雪の日か何かでさ、前ノリしたんだけど、何もすることがなくて、ホテルで一日かんづめとかあって、まきボーと二人でうだうだしながら、寝たりしてるんだけど、“なんにもすることないね”とか言いながらね」

真樹「何もすることがないから、仕方なくお風呂に入ったり出たりね(笑)」

幹代「そう。部屋がムダに広くて、リビングまであるような部屋で」

真樹「ちょっと豪華なホテルで、ものすごくいい部屋なんだけど、何にもすることがないじゃない。で、理恵子(注・三浦理恵子さんのこと)も呼んでさ、けっこうお風呂も広くて、だからって3人で入ることもないのにさ、ペラペラしゃべりながら、お風呂入ったりしてたよね」

幹代「理恵ちゃんとまきボーがいないなと思って、“まきボー、理恵ちゃん、どこいるのー?”とか言ったらさ、“おふろー”とか言ってさ、2人でお風呂入ってるの」

真樹「その当時ってしゃべってもしゃべっても、毎日会ってるのに、すごい話すことがいっぱいあったりとかして。お風呂とかも待ってる時間がもったいないから、“もういいや、じゃあみんなまとめて一緒に入っちゃおう”とかいって。4人でうちに泊まりにきたこともあったよね、惠理ちゃん(注・羽田惠理香さんのこと)も来て」

幹代「あった、あった」

真樹「たいして広くもないのにさ、ベッドに4人で寝たり、お風呂もさ、広くないのに、湯船に2人、外に2人で入ったり」

幹代「解散する前に、まきボーのうちにみんなで泊まりに行って」

真樹「みんなでご飯食べて、飲んで、一泊して、次の日に仕事の前に、お風呂に入るのにね、まとめて4人いっぺんに入ったり。気持ち悪いよね、今思うと(笑)。そんなに広いお風呂じゃないのにね。うちにはよくみんな遊びに来たりとかしてたよね」

幹代「うん。まきボーんちには遊びに行ってたね。一人暮らししてるのが、唯一まきボーだけだったから、そういうのもあって」

真樹「ホントにね、なぜかお風呂とか入ったね。どこに行っても」

幹代「しかも、明るくすればいいのに……」

真樹「暗いんだよ(笑)。ちょっと恥ずかしいから。それが、今思うと余計恥ずかしいよね」

幹代「“なんで、そんな暗いままで二人でお風呂に入ってるの?”とかさ」

真樹「でも意外となんかゆっくり話ができたりとかしてさ」

幹代「楽しかったよね」

真樹「ホテルで一人一部屋で用意してもらっても、“一人で寝るのが怖いから、幹代ちゃんの部屋行っていい?“とかいって、みっきーの部屋で寝たり、わざわざあたしの部屋に来てね、ルームサービスでみんなで食べたりしてたね」

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